(経済日報より翻訳)

D8AI（八維智能）が国際イノベーション賞を受賞

December 19, 2022

経済日報記者：呉凱中 / 台北発

2022年12月16日、タイ・バンコクのランリホテルで開催された「2022年国際イノベーション賞（International Innovation Awards）」の授賞式において、佳世達（2352）グループが出資するD8AI（八維智能）が「サービスおよびソリューション」部門で今年のイノベーション賞を受賞しました。設立から5年以上を迎えるD8AIは、人工知能（AI）技術の提供を行う企業であり、台湾における自然言語処理分野の数少ないリーダー企業の一つです。

受賞したプロジェクトは「クラウドサービス：企業向けAIチャットボットプラットフォーム」で、企業や組織が迅速に専用の対話型AIを構築できるソフトウェアプラットフォームです。オンラインで授賞式に参加した同社の創業者兼会長である熊暉氏は、「D8AIのチームはゼロから数年間努力を重ね、台湾市場にはしっかりと根を下ろしましたが、国際市場にはまだ足を踏み入れたばかりです。このような国際的な賞を受賞できたことは、私たちにとって非常に大きな励みとなります」と語りました。

D8AIの企業向けAIチャットボットプラットフォームは、政府機関、金融保険業界、医療、小売り、テクノロジー、製造業など、多岐にわたる分野で活用されています。その特徴は、精度の高い応答を持つ対話型AIを迅速に提供できるだけでなく、企業や団体が少人数でAIモデルのトレーニング、テスト、更新を行える使いやすい人間とAIの対話データ管理プラットフォームを提供する点です。

この「国際イノベーション賞」は、アジア企業商会（Enterprise Asia）が主催しており、毎年開催されます。賞は製品、サービスおよびソリューション、組織および文化の3部門に分かれており、受賞企業は国際的なイノベーションの専門家、学術界、企業界の審査員による評価を通じて選ばれます。

D8AIは2017年に設立され、AI技術サービスを提供する企業で、製品やサービスには企業向けのチャットボット、仮想アシスタント、インテリジェントカスタマーサポート、自然言語解析、ビジネスデータ予測、精密マーケティング、AI文書認識などが含まれます。これらのサービスは政府機関、金融保険業界、医療、小売り、テクノロジー、製造業などの分野で広く活用されています。

(佳世達/提供)